まつりぬしの活動報告

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Vol16

「日本刀に神気を宿す波動刀の儀」
が行われました!


二千二十五年九月二十一日、和歌山県紀の川市貴志川町にある神饌行器(しんせんほかい)で、まつりぬしによる「日本刀に神気を宿す波動刀の儀」が、しめやかに行われました。

この日、波動刀になるのは、山口県の旧家の蔵から出てきた三振りの日本刀です。
持ち主と共に、儀式の場に到着した刀たちは、銘を確認されてから、三体の御神像の前に一振りずつ並べて飾られました。
「日本刀に神気を宿す波動刀の儀」が始まる前から、参加者は積司塩(せきつかさしお)と秘蹟水を体内に取り込んで、身を清めています。また、会場となる座敷には、イコンシールなどのカードを四隅に配置して、空間に光の結界ができるように整えて、三宝には水、塩、酒がお供えされています。

そして、まつりぬしの若崎晃子さんによる、精神界から承った祝詞が奏上されました。

     【祝詞の御言葉】

フツヌシの神はじめ剣神界の神々さまに つつしみ申す

ここにあられます
〇〇(家名)家にご神縁深き 
三振りの剣

波動刀として
生まれ変わり

ご依頼賜りたる〇〇〇〇様(持ち主の方)
はじめ 〇〇家との 
あらたまの結びと成りませる
日本刀に神気を宿す波動刀の儀を 
執り行わせたまいたること
剣神界の深き御胸のうちに
結び賜りますよう
お願い申し上げます

続いて、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、天叢雲(あめのむらくも)からいただいた寿ぎの御言葉が述べられます。

【素戔嗚尊 天叢雲 御言葉】

ちの 
なりたち

おさめたる

ひとすじの
つるぎ

みうしなわれたる
はてなき そら の
うつし の さま を

みいだし
ひもとき
みすえて まいれ
     と

うましくに を
あずかりて
たちゆく は

みのふり
わかりて
すすまん と

くに み
そら み の

やさか
いやさか

日本刀を、一振りずつ、鞘から抜いて、まつりぬしが精神学協会会長の積哲夫氏に渡すと、軽く瞑目しながら真剣を縦に持ち、神気を宿す『波動刀』へと変換していきます。
ただの日本刀が『波動刀』に変換されていくとともに、神気ともいえる微細な波動が広がっていきました。この後、持ち主及び、参加したまつりぬしにより、手に取って『波動刀』のあらためをさせていただきました。

そして、『波動刀』と向かい合ったまつりぬしの若崎晃子さんに、江戸時代の名工、源清麿さまよりお言葉をいただきました。
※源清麿とは、江戸時代後期に活躍した刀工であり、「江戸三作」と称された名工。波乱に富んだ人生を送ったことから、新々刀期の刀工の中でも人気が高い。
その源清麿が打った最後の一振り(波動刀として新たに拵られた短刀)が、儀場に添えられた。

【源清麿からの言葉】

久しく ここに
来させていただけました

昨年
刀剣のみまつりの
皮切りが
私の一振りであった

はじめて 
波動刀となり
神気を帯び 
光を宿した剣は
もう働きが違う

刀工として
神気を賜らねば
生きた剣はできぬ
まことに
神事である
禊ぎをし
精魂を込める

当時としての 刀の役割を
まっとうに果たす

すべて神計らいの
賜物であった

作り続けた

私の人生を玉鋼に
注ぎ込んだ

一振りが仕上がったあとの
安堵と法悦の境は
ひとつ 命が縮まるのだ

私は
私として
果たすべきことを果たしたと
今 思えておる

この神気は 
かつてのこととは
違うており

玉鋼を 打ちつづけたものには
これこそ
神計らいである

われら 刀工の一振りが
あらたな神気を帯びる
このことの大きさは
皆には 
わからぬであろうが
身にしむなり

この「日本刀に神気を宿す波動刀の儀」は、精神界にいらっしゃる剣神界の神々さまのお力をお借りするものでもあり、刀が置かれた家を悪しき波動から守る力を持ちます。
儀が終わった後には、『波動刀』になったことを証明する登録書並びに、神気を宿した波動刀と交流して、各々の刀からのメッセージ(御言葉)を、持ち主の方にもお届けいたします。

儀式として完成しました「日本刀に神気を宿す波動刀の儀」は、ご要望があれば、神饌行器(しんせんほかい)にて、執り行うことができます。手元にある日本刀を、我が家の守り刀の『波動刀』にと、お考えの方は、下記にてお問い合わせください。

●一般社団法人 日本まつりぬし協会
HP:日本まつりぬし協会特別事業 https://matsurinushi.com/association/ よりご相談を承ります。
●これまでの活動報告はHP:まつりぬしの活動報告 https://matsurinushi.com/category/report/ にてご覧いただけます。

〈まつりぬし〉
【まつりぬしの活動記録】