日本まつりぬし協会特別事業
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Archives of activity reports of Matsurinushi

活動する<まつりぬし>の記録

各地で活動している<まつりぬし>の
これまでの活動報告をまとめています

  • Vol22

    フィリピン・マバラカット慰霊の旅
    (前編)

    戦後80年の節目の年として
    2025年 9月13日にフィリピンのパンパンガ州マバラカット市に行ってきました
    目的は、旧海軍航空隊マバラカット東航空基地跡にある慰霊碑です。
    ここに、積先生の許可を頂き、名代として英霊の方々にご挨拶し、まつり主の一員としてこのフィリピンの地に積水、積塩にて礼を尽くし、祈ってまいりました。
    マバラカット東航空基地は、敷島隊をはじめとして数百名の若き特攻隊員が帰らぬ命を奉げた歴史があります。又、日本人には、あまり知られていませんが、日本の神風特攻隊(敷島隊)として初めて飛び立ち成果を上げた地であります。そして、ここは、縁あるフィリピン人の方々によって創建された慰霊碑です。

    私にとってのフィリピン
    私は、フィリピンの友人知人も多いのですが、生前、母が「遠い親戚の叔父さんが、戦時中、赤十字の病院船に乗っていて撃沈されフィリピンの海に沈んでいる」とよく話をしていました。
    また、父の弟が、少年兵として特攻隊志願でしたが、出撃せず終戦を迎えました。

    まつり主として歓迎されたエピソード
    ○この時期、フィリピンは、雨期の真っ最中で、天候が危ぶまれました。
    当日は曇り空でしたが、青空が見え隠れするまでに回復、同行した知人のフィリピン人がびっくりするほどでした。
    ○マバラカット市は、マニラ空港から北方片道90㎞もあり、慰霊碑のある所は、 私も含め、案内のフィリピンの友人3人も全員初めての走行。
    アラヤット山が見え、「もうそろそろかな・・・」と思った矢先、「もう着きましたよ」と女性の声が聴こえました。
    びっくりして、進行車の右窓をのぞくと、コンクリート造りの神社風の鳥居が見えたのです。
    慌てて、車をUターンしてもらい現地に無事に到着。
    案内役の運転手も、苦笑いしながら、なぜわかったのか首をかしげていました。
    ○日本で、検索をかけると最近は門が閉じられているとの情報もあり、地域の身分証明のある知人に案内を頼んでいたのですが、門は、開かれていて、現地は私達だけでした。
    ○最後に3名の協力していただいた3人の方々と記念撮影をしたところ、バックの空が、日本の旭日旗の上部の放射状に見えたことが不思議でした。

    5名の戦士
    フィリピンのレイテ沖海戦が始まり、最初の特攻隊の戦士は5名でした、
    昭和19年10月21日に、最初、出撃されたのですが悪天候の為に標的が発見できず帰還しました。この後、2回、3回出撃され帰還の繰り返しでした。
    そして、10月25日早朝、敵機同部隊発見レイテ沖にて戦死。

    敷島隊長 1 関 行雄 大尉 23歳
         2 谷 暢夫 少尉 20歳
         3 中野 磐雄 少尉 19歳
         4 永峰 肇 飛行兵曹長 19歳 
         5 大黒 繁男 飛行兵曹長 19歳

    命の書の登録
    帰国後、悪天候の為2回、3回と出撃と帰還を繰り返し、何度も死の極限の一点を想い、覚悟を持って散って行かれた5名の方に、敬意をもって、命の書に登録させていただきました。
    命の書に登録するにあたり、不思議だったのは、導くようにフルネーム、生年月日
    YouTubeで検索すると1回でヒットしたのですが、その後、何度か検索したのですが
    見つかりませんでした。
    また、急に愛媛県にある関 行雄大尉のお墓がアップされ、心に響くものがあり、パソコンの前でおもわず手をあわせました。そして、辞世の句も、メッセージのように見つかりました。

    まつり主の一人として また戦後日本に生まれた一人として感じたこと
    この出撃された慰霊碑の前で深く頭を下げ祈っていると、積先生が、すでに光へと整えて下さったのか・・・すでにいやな波動はなく、歴史がただただ平然と過ぎて行くのを感じとりました。
    最後に、私が心に感じた二人の辞世の句を載させていただきます。
    下記の二人の句には、若くしても、永遠の生命(たましい)の尊さを心の奥で知ってい
    たからこそ、
    我々の礎となって出撃してくださったのだと感じ、心より感謝いたしました。

    □ 南溟(なんめい)に たとへこの身が はつるとも いくとせ後の はるをおもえば
    永峰 肇 様 
     
    □ 身はたとひ 機艦もろとも 沈むとも 七たび生まれ 撃ちてしやまん
    谷 暢夫 様 


    ●これまでの活動報告はHP:まつりぬしの活動報告 https://matsurinushi.com/category/report/ にてご覧いただけます。

    Vol22
  • Vol21

    広島で、まつりぬしによる海洋散骨研修会を開催しました
    【後編】

    【後半】は、現場でのまつりぬしの実技講習になります。
    研修会が終了しての結果を先にお伝えすると、「いつ海洋散骨の本番がきても、今日の流れを思い出したら、まつりぬしを務めることができます」という、自信に満ちた感想が寄せられています。
    ——
    さて、【前半】の続きです。
    厳島神社の参拝を終えて、宮島のマリーナに帰ってきました。
    いよいよ、実際に海洋散骨の手順に従って、参加者による、まつりぬし実技体験を始めます。

    まずは、式次第に沿って乗船前の説明と進行を、司会者の守本敬子さんが行います。散骨式の開始の言葉と、それを受けて、参加者八人のまつりぬしの代表として、若崎晃子さんが乗船前に口上を奏上しました。

    厳島神社ご祭神の宗像三女神様へ
    【 まつりぬし口上 】

    かけまくも 鎮(しず)まりましたる 厳島(いつくしま)の神々よ

    平(たい)らけく 安(やす)らけく 大(おお)いなる 海原(うなばら)に

    人たる身の いとも 小さきを 尊(とうと)み うやまいて

    潮(うしほ)の 満ち引きに 迎えられ

    送られたる 生命(いのち)の もといの
    幸(さい)わいに

    つつしみて 感謝申し上げ奉(たてまつ)ります

    今日の良き日に 生命の悦びを 全(まっと)うしたまいたる
    (故人のお名前)様の散骨の儀を

    厳島(いつくしま)の神々の 見守り賜(たまわり)たる中
    執り行わせ賜(たま)いて

    生命(いのち)のめぐりの 麗(うるわ)しき
    潮(うしほ)の波に 乗せ
    大海原(おおうなばら)をかけめぐりさせたもうや

    いとしき ひとつの証(あかし)と いだきて 
    むかえいれたまいたることを
    きこしめして と
    かしこみ かしこみ 申(もう)す

    続いて、散骨に向かうキセキセカンド号の船霊様の祓い清めが行われました。

    船霊様の祓い清めの
    【 祝詞 】

    船霊(ふなだま))の大神(おおかみ)の御前(みまえ)に おろがみまつりて

    かしこみかしこみ 申(もう)す

    御神徳(ごしんとく)の大いなる みちゆきに 
    この大海原(おおうなばら)をおさめたまいて

    行く先々(さきざき)の平(たい)らけくを みまもりたまい
    幸(さい)わいたまい

    この尊(とうと)き儀の宣(の)りを おさめたまいたるを
    こいねがいて かしこみ 申(もう)す

    そして、まつりぬしが一足先に乗船して、船上に供えられていたお酒を、船の周りを一周しながら、海中に撒いていきます。この清めの儀式が終われば、散骨の参加者が乗船し、指定の海域に到着すると、まつりぬしの祝詞が奏上されます。

    まつりぬしによる進行の流れ
    【 祝詞 】

    このち に かえりたる
    このもの の
    やすらかな ねむり を
    このち にて

    みとどけ たまわん

    ウミより いでて
    ウミへと かえる
    ひとのみすがたの
    もとたる ところ へ
    いま ふたたび
    そのみ を かえします

    【 言葉 】 「皆さま、どうぞ、ご散骨ください」

    ねがわくは このものの
    いきた せいを
    たしかなものとして

    このち に きざみ
    ゆくるさきの めぐりたる
    その みなもと へ
    ふたたび たどりつかん ことを
    このもの に かわりて
    祈ります

    【 言葉 】「散骨の終わられた方より どうぞ御献花 お別れのご挨拶をお願い致します。」

    【 終わりのご挨拶 】「皆さま 以上をもちまして、(故人のお名前)様の散骨式を 滞りなく終えさせていただきます。ありがとうございました。」

    まつりぬしの挨拶から始まり、【 まつりぬし口上 】【 祝詞 】【 言葉 】【 終わりのご挨拶 】までを、参加しているまつりぬしが一人一人順番に、定位置に立って通しで行いました。とくに祝詞は、まつりぬしの意思がきちんと、亡くなった方と天を、光でつなげられるようにと心がけて、祈りを通します。

    天と地を繋ぐことの大切さ。
    研修会に参加したまつりぬしの方々は、大きな気付きをいただいて散会しました。

    Vol21
  • Vol20

    広島で、まつりぬしによる海洋散骨研修会を開催しました
    【前編】

    二千二十五年十月十二日、広島でまつりぬしによる海洋散骨研修会が実施されました。
    研修会の行程としては、JR広島駅に集合して、一般社団法人日本まつりぬし協会認定の送り船、キセキセカンド号が停泊している廿日市市の港までを、車で移動しました。
    港について出航し、まずは安芸の宮島にあるマリーナへ。上陸後に徒歩で移動し、厳島神社へ向かい参拝させていただくことになります。その後、マリーナにもどり出航してから宮島の神域の境界になる海域へ移動し、船上での海洋散骨の式を、八人のまつりぬしにより、実際に流れで行ってみました。

    それらの「まつりぬしによる海洋散骨研修会」を、前編・後編の二回に分けてご報告いたします。

    【前編】は、安芸の宮島にある厳島神社へ、まつりぬしとしてご挨拶にいったことのご報告になります。

    観光客として宮島を訪れるときは、定期便として行きかうフェリーに乗船して、島に渡るのが一般的ですが、今回は十一人が乗船している大型クルーザー・キセキセカンド号で島に渡りました。初めて、クルーザーに乗船した人がほとんどで、二階席に上がって舵を取る船長・弓場英治さんの横で、目の前を横切っていく定期フェリーを見送ります。海の約束事として、フェリーなどが走行している場合は、そちらが優先になり、自家用船は走行の妨げにならないように停止して待ちます。

    港を出てから三十分ほどで、宮島のマリーナに到着しました。
    当日は三連休の中日でしたので、行きかう定期フェリーはほぼ満員の状態でしたが、個人所有のクルーザーが停泊する予約制のマリーナは閑散とした雰囲気です。そこから、三十分ほど歩くと、厳島神社の海に浮かぶ朱色の鳥居が見えてきます。
    マリーナの位置の関係で、厳島神社の後方部分へ出てきたのですが、まつりぬし、ひいては精神学を学ぶ者として、神社へのご挨拶には二つの決まりがあります。

    1, 神社にある正門の鳥居から、ご神域へ入らせていただくこと。(裏からはNGです)
    2, 正門の鳥居で、きちんと自分の名前を声に出して名乗り、神様にご挨拶をすること。(小声でもいいので、きちんと声に出すこと)

    まつりぬしとして、それらの作法を守って正門の鳥居からご神域へ入らせていただきました。

    最近、日本全国の神社には、外国からの旅行客がたくさん訪れています。日本建築の粋を集めた神社仏閣は人気で、当日も世界各地からいらっしゃった人であふれていました。参拝にも長蛇の列なので、十月だというのに夏日に近い高気温のなか、おとなしく並んで順番を待ちます。

    【 厳島神社 】
    厳島神社のご祭神は、
    市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
    田心姫命(たごりひめのみこと)
    湍津姫命(たぎつひめのみこと)
    の宗像三女神さまです。

    天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時に御出現になった神々で、御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信をうけられています。
    現在地を選んで社殿を建てたのは、推古天皇御即位の年(五百九十三年)と伝えられています。その後には、安芸守となった平清盛(たいらのきよもり)が篤く崇敬し、仁安三年(千百六十三年)に寝殿造の様式を取り入れた御社殿に修造しました。清盛の官位が上がるにつれ平家一門のみならず、後白河(ごしらかわ)法皇の御幸、高倉上皇の御幸があるなど、多くの皇族・貴族が参詣され、都の文化がもたらされました。松島・天橋立と並び、日本三景として知られ、平成八年にはユネスコの世界文化遺産に登録されています。

    また一方、地球神界では、日本の政治経済、文化のすべての面で、関与してきたこちらの神格が、宇宙的な文明創造に参加するために選んだ宇津神(うつがみ)様の一柱である新しき神、【一姫(ICHI NO HIME)】としても、活躍されていらっしゃいます。

    ご縁の深い厳島神社への参拝は、心躍るものでした。
    参拝したときに、「よくいらっしゃいました」という言葉や、言葉は聞こえなかったけれども、歓迎されていたのがわかったと伝えてきた、まつりぬしもいます。

    参拝後に、マリーナに戻って、本格的な研修会の始まりになります。

    【後編】に続きます。

    これまでの活動報告はHP:まつりぬしの活動報告 https://matsurinushi.com/category/report/ にてご覧いただけます。

    Vol20
  • Vol19

    光封(こうふう)シールができました!

    前回は、ご先祖の命の書を光の領域にとどめる働きについてでしたが、今回は私(ひとのこ)が実際に「光封シール」(購入)を使ってみた体験談を書きます。

    私が、この「光封シール」に出会ったときは、まさにシールの情報が精神界から降ろされて、初めて公的に使用された時です。前回報告したM家のご先祖さまの件のほかに、幼いころから別の存在が頭の中にいて話しかけてきて迷惑していたという方のケースで、使用された現場に遭遇しました。

    人間の幻聴というのは、たまに起こる現象です。その症状が現れて、悩まれている方も一定数の割合いらっしゃいますが、その原因には、意識体からの干渉というケースもあります。
    この場合、自分にだけ聞こえる声から伝えられる事柄は、いいことばかりではなく、勝手に伝えられる言葉に、不快や恐怖を感じる場合もあります。中には、天使や神などの聖なるものの名を騙り、それら至高の存在から話しかけられているという思い込みから、自分が選ばれたと考えて、その指示の通りに人生の舵を切ろうとする人もいます。しかし、相手がどのような存在であっても、場に関係なく差し込まれる自分以外の言葉は、その方の人生の障害にしかなりません。

    Sさんは、長い間、自分の中で言葉を発する存在に悩まされてきたそうです。
    当日、Sさんは、ご自分の命の書を持ってきていました。それを封筒に入れて、積先生の指導により、封をする部分に光封のシールを貼りました。

    「まだ、(頭の中に)声は聞こえていますか? 」
    「…いえ、聞こえなくなりました」

    確認されたSさんが、頭の中の声が聞こえなくなったことを報告しています。

    目の前で、その奇跡の現象を見ていた私は、考えてのちに「光封シール」を購入しました。シールが届いてから、自分の命の書を取り出して封筒に入れて、光封シールを貼ったのです。

    私は、Sさんのように別存在の声が聞こえることはないのですが、何度も頭に上がってくる事柄がありました。
    二十年も前に繋がりのあったある方を、命の書に登録しなくてはいけないのではないか…と思う、強迫観念に近い考えです。
    祓っても、祓っても、定期的にその考えが浮かぶことから、その方の意識体からの干渉であると考えました。もう、消息も分からず、相手の方の生死もわかりません。
    私にとっては、尊大で、嫌な人でした。命の書に登録する、義理はないのです。左側の六十六パーセントに入った方でしょう。
    しかし、相手からの干渉が定期的に続いていると考えるなら、死霊であっても生霊であっても、私はそれらの要求を断ち切りたかったのです。

    その結果を目指しての、光封シールの使用です。

    使用した翌日、その人の命の書への登録について考えてみたところ、いままでは「嫌な人だったけれど、一時期でもお世話になった人なので…」などと弱気に考えることもありましたが、使用後は「別に、あの方を登録する必要はないですよね」と、さっぱりとした心持ちでした。これは、外側からあった干渉を、受けなくなったせいではないのかと、私は考えています。

    光封シールは、亡くなった方の命の書にも有効ですが、生きている人の命の書へも使用すれば、光に包まれて余計な干渉や災いも避けられるし、そのおかげで使用者の精神の進化も早まるようです。まあ、この部分については、まだ実績も浅いので、もう少し効果についての経過観察が必要なのかもしれません。
    しかし、すごいものがこの世に出現したという思いが否めません。

    Vol19
  • Vol18

    光封(こうふう)シール
    仏壇終いへの運びから

    波動SBMプロデュース
    あるクライアント様の案件となります。
    その方は 特に腰痛が気になり波動SBMプロデュースをご予約されておりました。
    テーマは腰痛と家の改築、増築について。
    カウンセリングを進めてまいりましたところ、急遽「まつりぬし案件」に切り替えを要するお話が浮上してまいりましたので、その方向でのカウンセリングとなりました。

    現状
    施主様のお父様が亡くなる少し前から、御親戚との間で揉め事が生じておりました。
    亡くなられた時に、あることがきっかけで息子さんは仏壇を壊してしまい、施主様は、お寺に頼み仏壇終いをされてしまわれました。(ご位牌はありません)
    奥様は仏壇の修理額が高いこともあり、新しい仏壇を買われておりました。
    その時点では、元のお仏壇に御先祖様は納得されていらっしゃらず、お終いされていない状態。

    ご提案
    以上の点から
    〇〈まつりぬし〉によるあらためての仏壇終いを行う。(式次第は下記に記載)
    〇新しい仏壇のあり方を「命の書」のお箱物として、新たな先祖様との繋がりの場とする。
    〇この件をご先祖様に了承をいただく。
    という説明をさせていただきました。
    クライアント様も納得され、後日、仏壇終いの運びとなりました。
    また、この仏壇終いが目的でなく、もうひとつ大きな目的があることをクライアント様と確認致しておりました。
     
    光封シール 生まれる
    式次第を考える上で、精神界とご先祖様との意識の繋がりを持つのですが、今回の件では非常に意識が乱れることが多々ありました。
    その中で、新しい仏壇のあり方について考えますと、少し未来に光が差すようで意識も軽やかにはなりますが、丁寧に仏壇終いを進める上で、この案件(仏壇終い)の流れを第三者の目線で確認していただくことも必要であると考えて、恩師並びにまつりぬし協会理事長にご相談したことから『光封』に繋がりました。
    元の仏壇が唐突に仏壇終いとなり、次の新しい仏壇が準備され…と、すべて感情的なことからの行動でした。
    この「感情的なこと」を一番に閉じなければならないことで、ご先祖様のお怒りについても鎮まっていただくために「命の書」に登録されているご先祖様方が、光の中で癒されるようにと『光封』を恩師がもたらして下さったのです。
    『光封』は、仏壇終いが一旦終了し、そのあとクライアント様に、ご先祖様の封として渡されました。

    そして、もっと大切な目的として、クライアント様にも伝えておりましたことが、この家に住まうものに悪しき影響を及ぼすエネルギーの存在があり、その後、決して〈まつりぬし〉が手出しのできるものではないことがわかりました。
    あらためて施主様・息子さんの行動が、その影響を受けて過激な行動となったということもわかり、そのエネルギーの元への対処は、恩師がご対応して下さいました。
    そのお二人の命の書もまた『光封』にて癒されることとなり、現在は諸々のエネルギーは落ち着いていらっしゃるようです。

    【学び】
    私どもが暮らしている その背後、もしくはその土地の中に鎮まっている存在が影響し、私たちの意識を
    乱す要因となり、ともすれば一族が没してしまうことになりかねないケースがあります。
    今回は非常に強い力を持った存在が鎮まっていたという事例です。
    この事例があって『光封』が生まれましたが、そこに感じることは、どこまでも愛ある行動が、物事をおさめていくということを学ばさせていただきました。

    〈まつりぬし〉の仏壇じまいの儀 式次第 [参考掲載]
    ◎部屋四隅に盛り塩をする
    【先代の仏壇を開く(古い方)】
    ※仏壇の前で、口上を述べます。

    まつりぬしであります ○○○○と申します。
    本日 あらためまして 仏壇のお役割に つつしみて感謝申し上げ
    終いの儀を 執り行わせさせていただきます。

    ○○家祖霊様が 光の道にみちびかれますことを
    心よりお祈り申し上げます。

    新しきお仏壇につきましては 命の書を通じての
    祖霊様との結びの場とさせていただきたく よろしくお願い申し上げます。

    【祝詞】
    これの みたまやに
    鎮まりましたる
    ○○家の
    とおつみ おや の かみ
    よよの おやかみたち 
    の みまえ
    また 
    うからやからの 
    みたまの おんまえに
    つつしみ うやまい 
    もうまおす

    これよりの
    新しき 御代のはじまりに 
    先立ちたまい

    この仏壇を いでたちて

    光の道に 
    鎮まりたまい
    そのみたまの
    しめす
    さやけき その先を
    進まれんことを

    これより
    まつりぬし協会 ○○○○によりて
    このみたまやを
    恭しく 
    閉じさせ たまいなん

    これまでを
    つつしみて
    敬い申し上げ奉ります
    (仏壇に対して)

    ことごとく
    新しき旅出に 添いたる
    まつりごと と
    とめおきたること 願い奉ります


    次に、《光への送りの ミコトバ》
    ※ご先祖様を光へと導くための口上

    願わくば
    このみことばによりて
    はるか 天へと つながれ
    その みたまの
    やすらかなりし 旅出と
    憩いのために
    このみたまを 引き上げ たまへ
    光の なかに おいて
    永遠の 呪縛より 解き放たれ
    その みをや たる かみを こえて
    新たな 世界へと
    たびだたせん ことを

    いにしえ より 伝われる
    神名で なく
    生前の名によりて
    新しき 世へと
    産みいだされんことを

    私 精神学協会 会員
    ○○○○は まつりぬしとして 祈ります

    願わくば はるか てんへと
    つながれる
    ひかり の みちを 
    このものに 示し たまへ
    罪咎 きよめられ
    ひかりの みちに よりて
    あたらしき よ へと
    みちびき たまわれんことを
    〇〇家祖霊と 共に
    いのり たまいなむ


    ●ご相談やご依頼など御用の向きは、お気軽にお尋ねください。
    日本まつりぬし協会HP(https://matsurinushi.com/)の「ご相談申込フォーム」よりご承っております。
    ●これまでの活動報告はHP:まつりぬしの活動報告 https://matsurinushi.com/category/report/ にてご覧いただけます。

    の報告:
    Vol18
  • Vol17

    「日本刀に神気を宿す波動刀の儀」
    に承りし御言葉

    二千二十五年九月二十一日、和歌山県紀の川市貴志川町にある神饌行器(しんせんほかい)で、〈まつりぬし〉による「日本刀に神気を宿す波動刀の儀」が行われました。
    この日、波動刀になるのは、山口県の旧家の蔵から出てきた三振りの日本刀です。
    持ち主と共に、儀式の場に到着した刀たちは、銘を確認されてから、三体の御神像の前に一振りずつ並べて飾られ、しめやかに儀が執り行われました。

    この度の儀に際し、執り行う前より、また後日にも、儀をつかさどる〈まつりぬし〉の若崎氏に、精神界より赫々の激励や御言葉を承りました。
    それらは、フツヌシの神はじめ剣神界の神々、素戔嗚尊 天叢雲 御言葉、この度の儀に参加(我も使え)の意思を伝えてこられた初代御神刀 源清麿さま、そして、この度の儀により波動刀化された三降りの御神刀【なみひら】【くにとら】【銘:不明】、ご依頼者の家縁(ご先祖)の方、銘:不明の一刀に関わりのある方、などです。

    そしてさらに、二十九日には 剣神界から、儀にたずさわる精神学を学ぶ我々への御言葉も届けられました。
    このメッセージには、精神学協会員、ある意味人類に対して、我々が目指さなくてはいけない精神性の到達点が示唆されているというニュアンスを受けしました。
    最初に授けられた、フツヌシの神はじめ剣神界の神々よりの御言葉は、儀に対する心得を伝えられ、最後の剣神界からの御言葉は、私たちが目指す先をお示しいただいた、今儀の結び であると感じられました。ここに、その二つの御言葉を掲載いたします。
    写真は、当日、儀場である神饌行器より見上げた空に浮かぶ雲の様子を〈まつりぬし〉の村上氏が撮影しました。

    【フツヌシの神はじめ剣神界の神々より】
    儀に際し 人としての心得を申し伝える


    この儀の尊きを 深く深く知りゆけ

    名刀に神宿る
    天地人そろいて成り立つ
    鋼の神意

    純度のたかき
    人たるものと
    波動刀にたちたる
    神意

    あたらしき結びの儀

    人たるもの
    何と向き合うか
    何をその身に響かせたもうや

    さらなる進化の道に
    波動刀が導き
    気づきを与えてゆくであろう

    日本刀に神気を宿す波動刀の儀に際し
    (二千二十五年 九月十日)

    【剣神界より】
    精神学を学ぶ私たちへ


    これよりの
    ありし
    宇宙(そら)の 時代(とき)に ふれ

    この日の本に 備わりたる
    命の源を
    知りゆくこととなる

    忘れさられた
    その伝承を

    伝わりゆく
    この時代(よ)の果てに
    そなわりたるは
    宇宙(そら)の カタ

    ひとときとして
    同じにあらず

    不変と普遍
    小さき粒に ありしもの

    あまねくひろごりゆく
    意識の渦

    立ててゆかずば
    剣神界より

    ちりとなる

    み は やまに
    き は そらに
    もどりて

    遥かなる 時空(とき)の
    たまきはる 幾代
    極みにさしかかりて

    その 戸
    ひらかれ

    立ちゆく い の
    伝わりゆく
    磁空の宇宙(そら)に

    精神学を学ぶ我々が到達できる場
    (二千二十五年 九月二十九日)

    ●一般社団法人 日本まつりぬし協会
    HP:日本まつりぬし協会特別事業 https://matsurinushi.com/association/ よりご相談を承ります。
    ●これまでの活動報告はHP:まつりぬしの活動報告 https://matsurinushi.com/category/report/ にてご覧いただけます。

    の報告:
    Vol17