日本まつりぬし協会特別事業
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Archives of activity reports of Matsurinushi

活動する<まつりぬし>の記録

各地で活動している<まつりぬし>の
これまでの活動報告をまとめています

  • Vol18

    光封(こうふう)シール
    仏壇終いへの運びから

    波動SBMプロデュース
    あるクライアント様の案件となります。
    その方は 特に腰痛が気になり波動SBMプロデュースをご予約されておりました。
    テーマは腰痛と家の改築、増築について。
    カウンセリングを進めてまいりましたところ、急遽「まつりぬし案件」に切り替えを要するお話が浮上してまいりましたので、その方向でのカウンセリングとなりました。

    現状
    施主様のお父様が亡くなる少し前から、御親戚との間で揉め事が生じておりました。
    亡くなられた時に、あることがきっかけで息子さんは仏壇を壊してしまい、施主様は、お寺に頼み仏壇終いをされてしまわれました。(ご位牌はありません)
    奥様は仏壇の修理額が高いこともあり、新しい仏壇を買われておりました。
    その時点では、元のお仏壇に御先祖様は納得されていらっしゃらず、お終いされていない状態。

    ご提案
    以上の点から
    〇〈まつりぬし〉によるあらためての仏壇終いを行う。(式次第は下記に記載)
    〇新しい仏壇のあり方を「命の書」のお箱物として、新たな先祖様との繋がりの場とする。
    〇この件をご先祖様に了承をいただく。
    という説明をさせていただきました。
    クライアント様も納得され、後日、仏壇終いの運びとなりました。
    また、この仏壇終いが目的でなく、もうひとつ大きな目的があることをクライアント様と確認致しておりました。
     
    光封シール 生まれる
    式次第を考える上で、精神界とご先祖様との意識の繋がりを持つのですが、今回の件では非常に意識が乱れることが多々ありました。
    その中で、新しい仏壇のあり方について考えますと、少し未来に光が差すようで意識も軽やかにはなりますが、丁寧に仏壇終いを進める上で、この案件(仏壇終い)の流れを第三者の目線で確認していただくことも必要であると考えて、恩師並びにまつりぬし協会理事長にご相談したことから『光封』に繋がりました。
    元の仏壇が唐突に仏壇終いとなり、次の新しい仏壇が準備され…と、すべて感情的なことからの行動でした。
    この「感情的なこと」を一番に閉じなければならないことで、ご先祖様のお怒りについても鎮まっていただくために「命の書」に登録されているご先祖様方が、光の中で癒されるようにと『光封』を恩師がもたらして下さったのです。
    『光封』は、仏壇終いが一旦終了し、そのあとクライアント様に、ご先祖様の封として渡されました。

    そして、もっと大切な目的として、クライアント様にも伝えておりましたことが、この家に住まうものに悪しき影響を及ぼすエネルギーの存在があり、その後、決して〈まつりぬし〉が手出しのできるものではないことがわかりました。
    あらためて施主様・息子さんの行動が、その影響を受けて過激な行動となったということもわかり、そのエネルギーの元への対処は、恩師がご対応して下さいました。
    そのお二人の命の書もまた『光封』にて癒されることとなり、現在は諸々のエネルギーは落ち着いていらっしゃるようです。

    【学び】
    私どもが暮らしている その背後、もしくはその土地の中に鎮まっている存在が影響し、私たちの意識を
    乱す要因となり、ともすれば一族が没してしまうことになりかねないケースがあります。
    今回は非常に強い力を持った存在が鎮まっていたという事例です。
    この事例があって『光封』が生まれましたが、そこに感じることは、どこまでも愛ある行動が、物事をおさめていくということを学ばさせていただきました。

    〈まつりぬし〉の仏壇じまいの儀 式次第 [参考掲載]
    ◎部屋四隅に盛り塩をする
    【先代の仏壇を開く(古い方)】
    ※仏壇の前で、口上を述べます。

    まつりぬしであります ○○○○と申します。
    本日 あらためまして 仏壇のお役割に つつしみて感謝申し上げ
    終いの儀を 執り行わせさせていただきます。

    ○○家祖霊様が 光の道にみちびかれますことを
    心よりお祈り申し上げます。

    新しきお仏壇につきましては 命の書を通じての
    祖霊様との結びの場とさせていただきたく よろしくお願い申し上げます。

    【祝詞】
    これの みたまやに
    鎮まりましたる
    ○○家の
    とおつみ おや の かみ
    よよの おやかみたち 
    の みまえ
    また 
    うからやからの 
    みたまの おんまえに
    つつしみ うやまい 
    もうまおす

    これよりの
    新しき 御代のはじまりに 
    先立ちたまい

    この仏壇を いでたちて

    光の道に 
    鎮まりたまい
    そのみたまの
    しめす
    さやけき その先を
    進まれんことを

    これより
    まつりぬし協会 ○○○○によりて
    このみたまやを
    恭しく 
    閉じさせ たまいなん

    これまでを
    つつしみて
    敬い申し上げ奉ります
    (仏壇に対して)

    ことごとく
    新しき旅出に 添いたる
    まつりごと と
    とめおきたること 願い奉ります


    次に、《光への送りの ミコトバ》
    ※ご先祖様を光へと導くための口上

    願わくば
    このみことばによりて
    はるか 天へと つながれ
    その みたまの
    やすらかなりし 旅出と
    憩いのために
    このみたまを 引き上げ たまへ
    光の なかに おいて
    永遠の 呪縛より 解き放たれ
    その みをや たる かみを こえて
    新たな 世界へと
    たびだたせん ことを

    いにしえ より 伝われる
    神名で なく
    生前の名によりて
    新しき 世へと
    産みいだされんことを

    私 精神学協会 会員
    ○○○○は まつりぬしとして 祈ります

    願わくば はるか てんへと
    つながれる
    ひかり の みちを 
    このものに 示し たまへ
    罪咎 きよめられ
    ひかりの みちに よりて
    あたらしき よ へと
    みちびき たまわれんことを
    〇〇家祖霊と 共に
    いのり たまいなむ


    ●ご相談やご依頼など御用の向きは、お気軽にお尋ねください。
    日本まつりぬし協会HP(https://matsurinushi.com/)の「ご相談申込フォーム」よりご承っております。
    ●これまでの活動報告はHP:まつりぬしの活動報告 https://matsurinushi.com/category/report/ にてご覧いただけます。

    の報告:
    Vol18
  • Vol10

    【光の送りレポート1】

    2024年3月31日(日)朝 義父他界
    4月2日/通夜祭・3日/葬儀

    生前 自宅で生涯を全うすること願っていたことは叶いませんでしたが、
    会場の都合で 2日間という自宅での時間を過ごすことができました。
    その間、私は義父と2人! 思う存分 光の送りをさせていただくこととなります。

    1日(月) 光の送り
    ○光の送りを始めるに
    「ただいまより 光の送りを始めさせていただくにあたり 家 部屋を神域とするため
    清めさせていただきます」と宣言(イコンシールにて)。
    ○場が整ったところで
    「整いましたので 始めさせていただきます」の宣言
    ○秘蹟水と聖塩にて
    (少し温かくして)お顔 手 胸 足などを清めます。
    ○Hiseki type 1にて 
    生前 させていただきたかったSBM トリートメントになりました。
    出ているところ 気になるところに。
    全般!楽しくて仕方ない。
    オイルがよく浸透していくのでたっぷり塗布しました。
    幸せなお顔となり また ツヤもあり若々しくなられました。
    ○送りのミコトバ
    その言葉一文一文の意味をかみしめ よく理解しつつ発していく。
    義父だけでなく 見守っている先祖にも言葉が染み入るように伝わり 満たされていくようです。
    先祖のお写真もくもりが取れ 晴れやかなお顔となられ輝いておられました。

    故人が光の未来を感じている
    まつりぬしの光の送りは 別次元の 人を送る美しいあり方です。

    ふと 「ハレルヤ」が聴きたくなり 携帯ながら大音響で何度もかけ 歌いました。
    御坊の実家では かつて流れたことのない音楽だったと思います。

    2日(火) 納棺
    納棺師の方が、「肌の状態がとてもいいですね~、
    整えすぎると若々しくなりすぎるので 軽く整えましょう」とおっしゃって。
    最後 白い着物を着せていただきましたが しっくりせず 背広ネクタイ一式を着用したかのように
    おいていただき ハット、メガネもかけ ダンディな姿となりました。

    一番好きだった頃の自分、好きな出立ちである ということが伝わり こちらの心が華やいでまいります。

    棺の内側にライト、ダークのイコンシール(大)を貼る。
    頭の方にライト 足の方にダーク。
    様々な 生きている側のいらぬ思いも注がれますので 棺の空間を別次元に。

    ◎来られたある方が
    「おじいちゃんが亡くなった日は すごい日だったようだ」と言うので、
    よく聞くと3月31日は『復活祭』 とのことでした。
    なので ハレルヤだったのかと納得したと同時に 今回の光の送りの儀 
    一神教のならいの 完全な終息と 感じました。

    光の送りによって ひとりひとりの魂が復活する。
    本来の魂の響きを取り戻し 自分の意思で次に進む。
    本来のハレルヤであり 神の祝福だと思えた。
    そして故人は 光の中で確認するのです。
    自分として 過去の物語をどこまで読み終えられたのかを。

    学びの多い 光の送り となりました。

    【義父へ】
    あなたはあなたとしての道を生きることができましたか。
    あなたとしての本義をまっとうすることができましたか。
    小さな幸せの積み重ねを今一度 見つめることができましたか。
    あなたは人という存在の尊きを みることができましたか。
    あなたが光に包まれたその時 愛という本義が魂の内であふれ出したのではありませんか。
    今世で読み終えるべき物語を確認できましたか。

    光の送りの儀の中で
    伝わったことは
    祝福と喜び

    あなたは光に溶け入り
    復活した
    時をこえて
    あなたが最も輝いていた、
    一番好きだった自分に戻れた

    あなたの意識が華やいだことは
    大いなる祝福と愛に包まれた証

    事実として 
    その至高の光があるということの
    しるしである

    送る側としても
    最高の幸せを感じられた

    本来 人は尊い
    だから 
    ここで生きることを選んだ

    ここで生き それを証するために

    大いなるかな
    大いなるかな

    の報告:
    Vol10